海外ツアーの歴史は、ジョン万次郎まで還るという人もいます。けれども、一般的に考えられる海外ツアーは、団体旅行の意味合いもあり、海外へ旅行した、ということであれば、ジョン万次郎が、正確かもしれません。また、一般に海外ツアーが行われたのは、明治時代に発祥があると言われていますが、太平洋戦争前、あるいは、太平洋戦争後のしばらく間は、海外渡航に対し、各種規制等があり、一般の日本人が海外へ行くには、正規留学等の目的がなければできませんでした。
しかし、高度成長期の後半に、各種規制緩和が行われ、海外へ一般日本人が気兼ねなく出掛けることができるようになりました。それが、海外ツアーの始まりとも見られています。そうは言っても、価格からすれば、まだまだ夢のようなものであり、漫画などに、海外ツアーが夢の一部であるような表現がなされています。
これが、80年代においては、バブル期とも重なり、価格が高くても、海外へ赴く人が増加しました。90年代になり、さらなる規制緩和が行われ、21世紀には、格安ツアーも現れ、ますます海外ツアーが身近なものとなっています。