2008年秋に始まった世界同時不況は、旅行業界にも、大きな影響を与えました。不況期には、レジャー産業が大きな打撃を受けると言われていますが、セオリー通りの現象が起きていると言えるでしょう。けれども、21世紀以降、日本では、各種規制緩和が行われ、低価格のツアーが販売されています。ツアーのような団体旅行でなくても、格安航空チケットのおかげで、個人の海外旅行も、低価格で行えるようになりました。もちろん、世界同時不況から2年あまり経った今日でも、ツアー客の減少などが起きていますが、ツアー客が全くいなくなることはありません。それは、ある意味、ツアーそのもの低価格化がもたらした結果かもしれません。
おそらく景気が回復すれば、もともと貯蓄率の高い日本においては、ツアー客の増加が見込まれるかもしれません。しかし、それまでは、現在のような状況が続くものと見られています。
ただし、歴史的に見れば、85年のプラザ合意以降、年々円高が続いています。
円高であれば、特に海外での買物がしやすいとも言え、こういう機会を利用することも、有益と言えるかもしれません。